△トップページへ戻る

中村ぜんきち後援会活動報告書

第20号 平成22年5月吉日発行

 皆様のご指導とご協力によりまして、平成二十一年度には、下記の

1 社会教育活動、ボランティア
1 在仙大学生の指導、市民アンケート調査
1 研修会、講演会、セミナー等出席十六回
(富県富市戦略、行財政改革、教育再生、観光産業創出、健康対策、男女共同参画等)

1 一般質問3回4問(2頁、3頁ご参照)
1 行政視察(まちづくり4、観光創出2、福祉1、新しい農業対策I)
などを活動できました。有難うございました。今回はその一端をご報告させて戴きます。

 昨年の世相漢字は「新」でした。さまざまな「新しいことに」に期待し、政治面では、政権交代で新内閣が発足し政策、行政が刷新されましたが、依然として、不景気と雇用危機に直面していますが、一日も早い景気回復を望みます。
 このような厳しい状況においても、多賀城市では雇用創出、子育て支援など喫緊の課題には対処しながら、市民生活に直結する安全・安心さらには本市の持続発展可能な施政に努めており、私は平成二十二年度予算案に賛成討論を致しました。
 私の公約は、市民の立場で福祉、教育、それに史都(まち)づくりでありますが、多くの研修会、講演会さらには行政視察等を通じてその充実を図ってまいりました。
 昨年度、一般質問では新政権下の本市農業の未来像、男女共同参画に伴う、一部子どもの保育所保育への警鐘、また、近現代史および歴史教科書の最新研究資料を参考に、教育基本法等に沿わない冤罪歴史教科書採択への警鐘、それに学力向上対策として、同僚議員と協同で東小3・4年生のサマテラ(夏休み寺子屋=勉強会)を応援しました。  
 対外的には、在仙大学研修生の指導と二市三町議員連絡協議会の教育部会活動での障害児教育環境の充実、さらに、本市内の観光まちづくりグループに参加し、仙台、宮城観光DC・大キャンペーンに協力してまいりました。
 今後とも、議員活動の充実に、皆さまのご指導をお願い申し上げます。
市議会議員 中村善吉

元気な多賀城市を考えて市議会に臨み質問しました。

一般質問(平成21年12月15日第4回定例会)

本市の農業政策について

●問 民主党政権が発足してから、三ヵ月半が過ぎ、そのマニフェストである、農業者戸別所得補償制度が論議されているが、(1)本市では、所得補償政策をどう評価するか。(2)農業政策はどう変わるか。(3)農業成長産業に変えるには、どんなビジネスモデルが考えられるか。

(1)所得補償制度内容不明確なので、現時点で評価することはできません。(2)多賀城農業が急に大きく変わるとは思われません(3)現状農業経営抱える問題点、本市の農業あり方、農商工連携地産地消などについて、現場の声を聞きながらビジネスモデル創造していきます。


●本市の農業を成長産業に成長させましょう!!! モデルは?

写真―2 店内の野菜売り場

 
写真―1石巻市・上品の郷全景
 
●(仮称)多賀城インターチェンジの近くに本市を代表する多目的物産館が欲しいものです。

一般質問(平成21年12月15日第4回定例会)

発達障害児(問題行動児を含む。)について

●問 近年、全国的には児童生徒全体の十五%〜十九%(都市部ほど大)に、発達障害児がいると言われているが、(1)発達障害児が生まれる背景をどのように把握しているか。(2)その発生防止対策とその治療等は如何に実施しているか。ア就学前(胎児から就学まで)、イ保育所では、ウ就学後(学校教育)


●答 (1)障害の原因については、特定されていないのが現状です。(2)本市では、妊婦検診母子健康手帳交付教室及び両親学級の開催、出産後は乳児全戸訪問事業や乳幼児健診等の実施により早期発見を行い、医療機関連携を図り、保護者への指導を行っています。更に今年度から、認可保育所九ヵ所で心理判定員による行動観察と、職員への療育指導等を実施しています。また、小学校入学時にも、学校社会福祉課保健所とで連携を取り合い必要な支援を行っています。

 
写真―4   写真―3
発達障害児発生の要因に保育環境(母子一体から保育所)の変化と食生活、母体の康健度さらに環境ホルモンの影響を含めた環境変化があげられます。
   
発達障害でも早期発見早期(2歳〜3歳まで)対処すれば、ほぼ100%近く回復するようであります。保育所保育の場合は充分ご注意下さい。



一般質問(平成22年3月12日第1回定例会)

歴史教科書の採択について 

※このページの後半以降、他自治体では見られない多賀城市議会の一幕をご紹介。
皆様方のご意見、ご指導をお待ちしております。

今回質問の発言部は、議会運営会によって議長、教育長の発言箇所(外枠表示)を残して議員発言が削除になったが、削除箇所全部(外枠表示以外)を補充して添付(PDF:204KB)多賀城市議会事務局の会議録参照。なお、質問箇所の注1、注2〜注6は、今回のHP用に加筆掲載。

 本市歴史教育方針を伺うことから、(当管内採択協議会では、東京書籍東書】を採択されたが)その前段作業の本市における教科書選定作業の結果を伺う。注1

●一問 歴史教科書選定・採択の配慮点は。(質問趣旨近隣諸国条項、国柄の維持事項・天皇と安全保障問題関連記述、教育基本法、中学校学習指導要綱等準拠度への確認は)注2


●二問 本市の前段選定作業について、本市教育委員がいかに主体性をもって本市の歴史教育にふさわしい教科書を選定したか、情報公開資料参考に問う。(質問趣旨・市内4中学校から提出された教科書推薦書内容検討結果は、その集計と本市が選定した教科書名とその理由は)注3


●三問 当管内採択協議会の会議録の情報公開は。(質問趣旨・当管内13市町村から提出された教科書推薦書内容検討結果及びその集計当採択協議会東書採択した理由は)注4


●四問 本市における教科書の解釈は。(質問趣旨・日常の歴史話題理解できない及び他校でも実施しているが、生徒に授業後感想文提出等は)注5

答 一問〜四問について、質問趣旨に沿った具体的なご答弁なし注6

 

※東書及び自由社を比較しますと、
◎教科書検定を通過した東書特徴(写真―7から)は、日本解体思想は小さいが、華夷秩序(中国、韓国、日本の国位)思想共産主義思想代表する教科書。最も理論的に中国への隷属を説き、ポツダム宣言受諾無条件降伏と位置づけ、日本の敗北がアジアを開放したとの米国流の歴史観を表明している。 

◎教科書検定を通過した自由社特徴(同写真―7から)は、日本歴史への愛着を育み、米中韓との対等を目指す教科書。読むと歴史の流れが分る日本の歴史書共産主義思想からほぼ脱却華夷秩序思想から脱却対欧米対等史観さらに文化史重視等、新教育基本法新学習指導要領最適教科書である。

●平成13年の教科書採択時から、東書を初めとする左翼主導の歴史教科書に抗して、扶桑社、平成21年度からは、新教育基本法及び新学習指導要領に基づいた自由社が登場。自虐的歴史記述を改善。 

▼ 新教育基本法、新学習指導要領に適合は疑問である
自由社 東書
※教科書でもその内容には雲泥の差があり
 
写真―7 写真―6  写真―5 
※子ども達に教えたい本当の日本歴史 

●歴史資料公開の「50年ルール」により、近現代史に関する研究も進み、歴史の書き換えが始まった。

注1、 以前にも何回か、教育長が採択した教科書記述内容の異常さを紹介して、採択作業の実施状況や生徒への影響等を質問してきたが、殆んどその答弁がないので、再度質問した。
今回、一般質問以前には、写真―7関連資料及び質問趣旨資料は当局に提出済み。
注2、 教科書の生徒への影響には無関心。
注3、
注4、
9教科書内容の比較調査検討した経過は不明。
注5、 注2、と同様、教科書内容の異状さとその生徒への影響には無関心のようだ。
注6、 教育長には、教科書の採択作業の説明責任もなく、結果責任もなく、平成20年度から施行されている改正教育3法とは無縁のようだ。

 

平成21年度内における主な活動


【道路の水溜まり前面補修(7月)】
(桜木二丁目五番地)
平成21年12月5日撮影
 
【自然観察クラブ活動のお手伝い】
生涯学習100年構想実践委員会・あすなろ教室で自然観察クラブ活動のお手伝い
毎月第3土曜日AM
(仙台市蒲生海岸)
平成21年5月16日撮影


【サマテラ(夏休み寺子屋・勉強会)】

サマテラ(夏休み寺子屋・勉強会)に協力(先生は在仙大学研修生4人)東小3、4年生、3日間・計6日間

平成21年8月24日撮影
 

三陸自動車道(仙塩道)
(仮称)多賀城インターチェンジ及び4斜線化
早期設備促進総決起大会に参加

(多賀城市文化センター小ホール)

平成21年12月18日



【歌はバウムクーヘンの皆さん
平成21年度多賀城市手をつなぐ育成会の成人を祝う会に参加
(小野屋ホテル)
平成22年2月7日
 
【平成21年度行財政改革セミナーに出席】
講師 天明 茂氏
(多賀城市役所6F)
平成22年3月19日


中村 善吉 平成22年度の目標   福祉と教育

福祉と教育

 主な公約は教育、福祉行政の充実およびまちづくりであります。
 教育面では、従来の社会教育の充実と、学校教育では、新教育基本法および新学習指導要領に基づく、ゆとり教育脱却やTT(チームテーチング)による学力向上、それに青少年のものづくり高揚への総合的学習および実験中心の理科教育への協力であります。
 福祉面では、育児対策と高齢者の健康向上維持対策であります。少子化対策を前面に待機児童ゼロ施策の保育所増設も大切でありますが、保育所保育が国是のスエーデンに見る犯罪大国対策にも配慮したいものです。高齢者の健康増進、維持対策は四月一日開館したシルバーワークプラザの有効活用への全面協力であります。
 まちづくりでは、県および市の富県、富市戦略への協力とともに、多賀城市の史跡を生かした観光事業創造に努めてまいります。
 皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。


△トップページへ戻る