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中村ぜんきち後援会活動報告書

第18号 平成20年5月吉日発行

不安の中に希望を見つけ、まちづくりに挑戦し真剣に市政に 参加する中村善吉氏に期待します。

 昨年は、世相を表す一字「偽」に象徴されるごとく、イージス艦の情報漏洩や漁船との衝突事件、食品では偽装表示など、モラルの低落を実感する一年でした。さらに凶悪犯罪の多発や政治は相変わらず不安定で私たちの生活に不安を感じています。

 このような不安から一日も早い脱出を望みますが、4期目議員として、多賀城市政のため、真剣に活動している中村善吉さんに期待したいものです。

 昨年早々から市内の活性化策として、県や国道と結ぶ市道網の整備等を訴え、青少年の規範意識や道徳教育に影響する現行歴史教育への警鐘、学力向上対策、それに犯罪、離婚大国化が懸念される男女共同参画推進条例について質問しました。

 対外的には、東北大研修(インターン)生(2人・2回)の指導や市の財政充実のため、同僚と共に県や国会への陳情に参加し、教育再生関連では、何回か研修会に参加しました。

 本年度はニ市三町議員連絡協議会運営責任者の立場からも彼の活躍に期待します。

中村善吉後援会 会長 井馬  清  

元気な多賀城市を考えて市議会に臨み質問しました。    

一般質問(平成19年2月23日第1回定例会)

施政方針の確認について―まちづくり、観光、福祉の充実はー

(問) 施政方針の説明を受けて、次の説明なき諸事項を確認する。(1)近未来道路網の整備について、(ア)多賀城インター(IC)の完成予定は。(イ)西部地区から国道45号線へのアクセス道路の整備は。特に八幡踏切以南道は。
(2)本市の観光地構想について、(ア)歴史の道・詩都景観形成事業と観光事業との関係は、(イ)観光史都多賀城にふさわしい景観条例への取り組みは。
(3)介護予防事業について、(ア)介護サポーターの養成とは、(イ)公共施設の条例見直しは。

(答) (1)(ア)早期設置に向け、今後も関係機関への働きかけを行ってまいります。(イ)当該箇所の拡幅、歩道設置に向けて、現在、地権者等と協議を重ねております。
(2)(ア)景観形成事業を進めることで、観光へもつながっていくと思われます。(イ)今後、市民の皆様と協議をしながら、検討してまいります。
(3)(ア)地域の高齢者は地域で守っていただけるよう、団塊世代の方々を中心に協力を呼びかけ、共助のシステムを創っていきたいと考えています。(イ)指定管理者の意見も聞きながら、必要に応じて検討していきたいと考えております。


写真ー1
待たれる多賀城IC設置工事では道路特定財源が決め手です。
市川地区:県道・泉─塩竃線から見る。
  写真ー2
拡幅整備された八幡踏切以南道路国道45号線へ大型車両の通行可。
平成19年9月28日完成 

なお 質問(2)、(3)の写真説明は省略します。 

一般質問(平成19年9月20日第3回定例会)

多賀城市教育長の近現代歴史認識とその教育姿勢について―脱えん罪近現代史教育はいつかー

(問) 先の敗戦の占領期間中にその政策として、戦争犯罪、贖罪意識を日本人に刷り込むために、アメリカ側の捏造した、えん罪日本の侵略戦争史観教科書、東京書籍(東書)を含む7種とその反省から平成13年、日本側の大東亜共栄圏実現の理想史観で編集された扶桑社一社とから、平成17年7月に、東書を採択し、市の予算中学生に意識改造教育(洗脳)しているが、その採択について、(1)教科書8種の相対評価と東書に決定した要因は。(2)理解しやすく、先人に対して尊敬と誇りが持てる内容か。

(答) (1)評価については、8種とも検定に合格し、学習指導要領の趣旨を踏まえた、内容的に優れた教科用図書であると認識しています。次に決定した要因ですが、実際に活用する学校側の意見を尊重し、市教育委員会において仙台地区教科用図書採択協議会に報告したもので、同協議会での慎重な審査を受けて採択されたものです。(2)学習指導要領の目標をみても、記述内容はわが国の歴史に対する愛情を深め、尊重するものであり、理解し易く尊敬と誇りがもてる内容であると考えております。

※教育行政の最高責任者が、冤(えん)罪日本侵略戦争史に愛情と尊重と尊敬と誇りとは正気か?! 

◎一見して、先ず答弁になっていない。答弁の中で責任ある裏づけには無関心のようだ。特に答弁(2)はひどすぎる。教科書の内容に関しては、その内容を検証もせず、学習指導要領の目標で偽装(カモフラージュ)し、思惑で、尤もらしい答弁にしているが、あってはならないことです。冤罪日本侵略戦争史に愛情と尊重と尊敬と誇りとは、教育長の近現代歴史認識と常識は理解できない。教科書が学習指導要領の目標を満足していれば、最初から質問はしていません。

【1】歴史資料公開の「50年ルール」に従って、また、研究も進み、平成7年ころから、先の大戦にまつわる重要な歴史資料が公開されだした。

写真―4
子ども達に教えたい正しい歴史。

写真―3
先の敗戦占領期間中約7年、アメリカ側が捏造した日本戦争犯罪史で日本人の洗脳教育を行った解説書。
※その内容が現在使用している歴史教科書の根源(ルーツ)です。

【2】左3資料(写真―3,4)は、その公開資料の解説書の一部です。

【3】教育長答弁の裏づけは全く見当たらない。教科書内では。

【4】市民からの同様な公開質問に対しても、具体的に回答されていない。

【5】教育長は、市民に対して説明責任を果たすべきです。

●質問文(ホームページ:多賀城市議会事務局の会議録ご参照)への加筆事項:昭和28年8月3日、国会で「戦争犯罪による受刑者の放免に関する決議」の採択以降、刑死、獄中死は法律上、法務死・公務死扱いで犯罪者ではない。なお、外国人高官などによる記帳して靖国神社参拝者は敗戦直後から、59年間で月平均5.5人、実際はその約1.5倍と考えられます。

〇多賀城市では、歴史教科書採択に関する一般質問(平成8年12月第4回定例議会)の最初の答弁から、東京書籍を採択した理由は、一貫して、検定を通過しているから、ただそれだけ、記述内容は一切不問、昭和57年に導入された近隣諸国条項への配慮は全く無し、中学生の顔も将来も全く眼中にはないようだ。今回で10回目だったが、判で押したような答弁だった。

したがって答弁が不十分だったので、(通告しておいた通り)しんぶん赤旗日曜版(平成19年8月12日、26日)を提示して、教科書の内容としんぶんの内容とが瓜二つ、教科書は中学生用に読み易くなっている。しかも、いずれも国際法的に違反内容が多く、米ソのアジア戦略が隠蔽されているが、これで良いのか。しんぶんは政党のプロパガンダだから表現は自由だが、教科書がしんぶんと同じでは困る。26日版は南京大虐殺の記事だが、それは蒋介石がイギリスの新聞社の特派員に書かせたもので、事件後半年して発表されたものだ、と抗議し再度教科書の改善を要求した。卒業生に対しても、今後どのように対処するのかが大切であると考えるが如何か。

多賀城市が所属する仙台地区教科用図書協議会(会長 小澤仁邇利府町教育長)の内部資料を見ても、歴史の史実に関する検討記録はなく、全部主観的表現で終始されている。見逃せないのは、一例だが、日露戦争記述は、他社教科書と比較すると、全体的にマイナスイメージが強調され、答弁(2)に見る学習指導要領の目標とは一致しません。多賀城市教育委員会では、教科書の内容的検討は、中学校任せで全く無かったようだ(註)。無責任な答弁は如何なものか。

教育長のお考えをホームページ(多賀城市教育委員会)に掲載して頂くことを希望します。

○追憶事項:平成12年、扶桑社が教科書採択に参入する1年前、仙台地区教科用図書協議会所属の13教育長のうち、11名の方々と直接お会いして歴史教科書についてお話をした。その結果、次のような、(1)東書の記述内容及びご自身の職務を理解しているのか疑問、は全員、(2)東書と市販本 (扶桑社本または西尾幹ニ著「国民の歴史」)には差があることに気付いているだけ、が1名、(3)歴史教育の重要さには無関心?が全員、それに(4)現実は教科書云々以前に深刻である等の印象を持った。現在も同じです。

(註)中村善吉後援会会報第14号、一般質問(平成17年12月13日 第4回定例会)の回答に対する※(1)−(ア):(専門家にお任せです、の一言)をご参照。

一般質問(平成20年2月25日第1回定例会)

男女共同参画推進条例について

(問) 政府の新たな五ヵ年計画である(男女の性差に善悪をつけない、「女性の人権」から「母性」の重視、「家庭」の重視その他を盛り込んだ)第二次男女共同参画基本計画が、平成17年年末に閣議決定され、多くの自治体では、それに沿った男女共同参画推進条例が制定されているが、本市について、(1)(審議委員の選任を含む)条例制定スケジュールは、(2)基本理念は、(3)実現すべき姿は、(4)「家庭尊重の理念」に基づく千葉県市川市の条例に注目して、参考とすべき他自治体条例は。

(答) 平成20年度に公募市民等による市民委員会を組織し、基本方針を策定する予定です。条例制定は、基本方針の策定後と考えています。(2)法に定める五つの基本理念である、男女の人権の尊重、社会における制度等の配慮がベースになります。(3)男女が共に家庭、職場、地域づくり活動でお互いの人権を尊重し、対等の存在として責任をもって課題に取り組み、豊かな家庭生活や地域社会を維持している状況と考えています。(4)近隣市町等の条例についても、今後参考としてまいります。


写真―5
山谷えり子参議院議員と男女共同参画推進条例、過激な性教育について話す。
(参議院会館にて)
平成20年3月11日


写真―6
男女共同参画の落とし穴
性病、離婚、犯罪、大国へ!
◎男女共同参画、なぜ性教育ですか?
写真―7
育児には母性を!
躾けには父性を!

平成19年度内における主な活動

【班長として指導】 

生涯学習100年構想実践委員会・あすなろ教室で研修生は水鉄砲作りのお手伝い。
(生涯学習センター)
平成19年8月20日
 
【左:新反射板 右:旧反射板】

研修生に市民アンケート調査を指導、市民のご要望で電柱の反射板交換。
(桜木2丁目6番地市道)
平成19年8月20日

【多賀城市の観光事業として育てましょう】

第10回万葉まつりに参加、大伴家持(菊地市長)の付き人(手前中央)。
(高崎地区内市道)
平成19年10月7日
 
【踊りは素人ふれあい演芸会の皆さん】

平成19年度多賀城市手をつなぐ育成会新年を祝う会に参加。
(小野屋ホテル)

平成20年2月3日


第14回多賀城大学文化祭・委員長挨拶
舞台の部および展示の部あり。
(多賀城市文化センター小ホール)
平成19年10月28日
 
・危険な通学路に信号機の設置を笠神4丁目県道市道T字路に。 ・1,395名署名
  感謝します
各種事業所と班長さんのご協力で署名を集め、3市議会議員と笠神東、西区長で要望書提出。
(塩竃警察署)
平成20年2月4日


中村 善吉 平成20年度の目標

福祉と教育

 主な公約は教育、福祉行政の充実およびまちづくりであります。
 教育面では、従来の社会教育の充実と、モラル低下や凶悪犯罪多発対策として、子ども達の道徳心(公徳心・規範意識)の芽生えを阻む冤罪歴史教育姿勢の是正です。うその歴史教育では子ども達は元気が出ません。元気が出なければ道徳心は芽生えないからです。
 福祉面では、育児対策の見直しと高齢者の介護予防事業予防対策促進であります。家庭破壊とむしろ少子化をもたらす男女共同参画促進条例作成に注目してまいります。高齢者の介護予防対策では関連施策の促進とNPO法人多賀城市民スポーツクラブの支援充実に協力してまいります。
 まちづくりでは、二市三町議員連絡協議会活動の一環としても、村井知事の富県戦略に歩調を合わせ、広域的にバランスよく元気な多賀城づくりに頑張ってまいります。

 皆さまのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

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