第12号 平成16年5月26日発行
景気は明るい兆しが見えてきた、とは云え、私たちの市民生活には実感がありません。さらに各界や家庭のモラルの崩壊、肉親による児童虐待や殺人の多発、海外に多くの難問を抱える昨今、我が国の未来に不安を感じます。
こんな時こそ、私たちのために安心で住みよい環境をつくってくれる人を望みますが、三期目の市議会議員として全力で多賀城市のために活動している中村善吉さんこそ、本当に頼れる人だと思います。
「公約の実行」をキーワードに、現在から未来まで福祉、教育さらに街づくりに真剣に取り組んでいます。「議会だより」でもご案内のように、皆さまの立場で活発に発言しています。
彼は勉強家で実行家であります。介護予防対策には、高齢者大学の一責任者を務め、青少年の健全育成にはスポーツをとおし、男女共同参画社会化では、その学校教育での弊害に警鐘を鳴らし、街作りには、汚水対策や大代東地区の水害対策、また国際化対応には国際交流など幅広く積極的に活動しています。
当局の対応の速さに感謝するとともに、これからも中村善吉さんの積極的な活動が、私たちの多賀城を、本当に住みやすい史都(まち)にしてくれるものと、期待しています。
中村善吉後援会 会長 井馬 清
男女共同参画とジェンダーフリー教育について
(問) 平成11年に男女共同参画社会基本法が成立し、その法律とは無縁の国を滅ぼす性差解放(ジェンダーフリー)思想が、教育や行政に導入されている。
その思想の弊害防止のため、本市における育児、教育、条例作成等について、
(1)その基本法に伴い、現在取り組んでいる子育て対策はどうか。
(2)ジェンダーフリー教育の実態とそれに対する姿勢は。
(3)学習指導要領との関係は。
(4)教材を図書館に展示すべきと考えるが。
(5)現在準備中と思うが、条例の特徴は。
(答) (1)子育てサポートセンターを開設し、子育てに関する相談支援体制を整備。また、保育所定員枠の拡大や延長保育の実施等により、待機児童の解消と保育サービスの充実を図っております。
(3)学習指導要領の中にはジェンダーフリーという言葉は出ていません
。
(4)ジェンダーフリーに関する教材はありません。
(5)法律や国・県の方針に従い、市民の意向を尊重しながら取り組む所存です。
(なお、当第12号会報では(3)、(4)は省略)
◎ジェンダーフリー教育の弊害
[学校]
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[一般社会]
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※フェミニスト達は男女共同参画社会推進を少子化対策と結びつけて主張しているが、フェミニスト・上野千鶴子氏の弁、……「女性解放思想」とは何を求める思想だったか。フェミニズムは、平等を求める思想というよりも自由を求める思想だったはずなんですよ。……中略……。何の自由がいちばん根元かというと、自分の身体に関する自由。「性的自由」って自由の根元ですよ。結婚とは……中略……「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の異性に対して排他的に譲渡する契約のこと」っていうんです。すごいでしょう(笑)。
上野千鶴子、小倉千加子共著・「ザ・フェミニズム」より。
※男女共同参画社会での愛情、結婚、育児、家庭、少子化対策はどうなるのか、教えて戴きたいものです。
旧県道塩釜・七ヶ浜・多賀城線の多賀城市への移管について
(問) 新県道下馬・東宮線の開通に伴い、現バス路線の旧県道塩釜・七ヶ浜・多賀城線を県側で整備し、本市への移管計画が進められているが、その具体的内容とその関連として、笠神1丁目・2丁目の下水道工事の予定にまで注目して、 (1)〜(2)省略。 (3)現バス路線、旧県道の整備内容は。 (4)移管後、その沿線地域の下水道工事の実施予定は。
(答) (3)部分整備として、舗装補修、側溝の蓋交換等10項目。
(4)一部の傾斜区域はどうしても民有地内を配管しなければならないと想定されますので、これらの調整及び詳細設計を平成14年度に行う予定であります。
※下水道工事は、平成15年度分で完了しました。
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台風6号に見る水害対策について
(問) (1)大代地区の雨水対策について(降雨量の少ない割には被害感が大きく、満潮時対策も必要だが)(ア)〜(ウ)省略。(エ)大代6丁目地区に常設排水ポンプの設置は。(2)汚水対策について(市内各地で汚水噴出の被害を受けたが)(ア)省略。(イ)今後の対策は。
(答) (1)(ア)〜(ウ)省略。(エ)暫定ポンプを設置し対応してまいります。(2)(イ)中南部下水道事務所において、調整池の設計が検討されております。
※(1)-(エ)常設排水ポンプ設置工事は、平成15年度で完了しました。
※(2)-(イ)調整池と塩素処理槽の設置は同年度で完了しました。
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主な公約は教育および福祉行政の充実であります。教育面では学校教育の透明性を図ることと社会教育の充実であります。学校教育の実態を市民が理解できるようにすることと週休二日の子どもたちを、地域ぐるみで健全育成していく新しい企画を創設することであります。さらに既存制度の有効適用とスポーツ少年団活動の充実にも努力します。
一方福祉面ですが、子育て環境の見直しと高齢者の介護防止対策の促進であります。子育てにおいては新規ファミリーサポートの充実と高齢者においては保健施策の促進、生活弱者のための生活改善や本年度から発足したNPO多賀城市民スポーツクラブの支援・育成など身近な出来ることから対処してまいります。
多賀城市は教育と福祉で日本一(彼のスローガン)は健在です。本年も精一杯努力します。皆さまのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。